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じっくり時間をかけて作ろう!酵素シロップの作り方とアレンジレシピ | キナリノ
酵素シロップとは?
出典:instagram.com(@safranm)
野菜や果物を発酵させて作る酵素シロップ。
自分で作るシロップは格別な味わいと、じわじわファンが増えています。
酵素シロップの作り方
基本の作り方
作り方
1.ビンは煮沸消毒しておきます。
2.そこに刻んだフルーツと砂糖を入れ、素手でお砂糖とフルーツをよく混ぜ合わせます。
3.軽くフタをして、常温で静かな場所に置いておきます。
4.一日経つと、お砂糖がだいぶ溶けて、シロップが出てきます。
5.この後毎日、時間を決めて素手で混ぜます。素手の理由は、手に付着している常在菌によって、フルーツを発酵させるからです。自分の常在菌によって、自分にぴったり合った酵素が出来るのです。
また、素手で毎日混ぜることで、酵素に対して愛着が湧いてきます。そうなると、美味しく出来た時の喜びも倍増します。
6.季節にもよりますが、数日で小さな泡が立ってきます。
7.一週間ほどして泡がシュワシュワと立ってきたら完成です。出来た酵素シロップを濾して、容器に入れて保存しましょう。
酵素シロップの基本は 食材1kgに対して砂糖が1.1kg。
1:1.1の比率で作ります。
砂糖はグラニュー糖や上白糖が、発酵しやすくおすすめです。
出典:instagram.com(@lievreblanc)
発酵させる時はフタを開けてガスの逃げ場を作ってあげましょう。
そして毎日1~2回、しっかりとかき混ぜます。
できあがりにかかる時間は夏場は1週間、冬場は2週間が目安になります。
失敗しないためのポイント
作り方のポイント、注意すること
●なるべく素材が新鮮で安心できるもの、無農薬の素材を使いましょう。
●材料は、塩水などに30分ほど浸したり、よく洗って使います。
●基本は皮ごとですが、苦みが強いレモンの皮はむいて使います。キウイやバナナの皮なども、気になるようならむいて使います。
●果物の種は、そのまま一緒に使います。
●砂糖は、上白糖を使います(必ず精製された白い砂糖を使う)。
●やわらかい果物や、細かい種があるものは、こすのに時間がかかります。
●ビンは、こぶしが入る広口のものを使用。
●混ぜる前に、手を石けんでしっかり洗います。
●できあがったものをこすザルは、金属製ではなく、プラスチックや竹製を。
●夏は発酵に1週間、冬は2週間ほどが目安です。発酵の進みが遅いときはあたたかい場所に移します。
●作っている途中や、できあがってからもフタはきっちり閉めずに、必ず少し開けておきます。
●虫対策やほこりよけに、ビンの口にガーゼやティッシュをかぶせて輪ゴムで止めておきます。
●酵素シロップを水で割って酵素ジュースにするときは、レモンやライムなどの柑橘類を少し絞ると、ぐっとおいしくなります。
材料の入れ方は、下に砂糖を敷き詰め、その上に食材、砂糖、食材、砂糖という形でサンドイッチしていくこと。
砂糖は酵素の栄養源なので、食材に満遍なく触れるようにしてください。
しゅわしゅわと泡が出て来たら発酵が進んでいる証拠。
できた酵素を漉して、三週間以内に使い切るようにしてくださいね。
(発酵が進みすぎるとお酒になることがあるので注意しましょう!)
出典:instagram.com(@ride_vapourtrail)
冬場は発酵しにくいので、暖かい部屋に置いたり、カバーをかぶせたりするのがおすすめ。
夏よりも長い目で見ながら待ちましょう。
初めてチャレンジするという人におすすめなのは、レモンや柚子などの柑橘類かお好みの果物を使った酵素シロップ。
使う果物は、できれば酸味のあるもので。
あまり熟れたものを使うと激甘シロップになってしまいます。
(甘くなりそうな時はレモンを入れると味がしまりますよ)
出典:instagram.com(@azu0215)
できあがった酵素シロップは大さじ1~2杯を4~5倍に薄めて飲みます。水や炭酸、豆乳など、お好みに合わせて試してみてくださいね。
(糖分が高いので、大人は60ml、子供はその半量が1日の目安です)
酵素作りの基本を丁寧に勉強
酵素シロップの作り方が納められた動画です。
とても丁寧に作られているので、初めての人にはぜひ見てくださいね。
酵素シロップ *おすすめのレシピ*
冬に常備したいのは、何と言っても金柑の酵素シロップ。
風邪予防にぴったりな上に、とても美味しいと評判です。